金比羅宮発行「こと比ら」
   平成14年から連載 現在に至る

  平成23年3月11日、東日本大震災により東北地方の多くの方々が亡くなられました。亡くなられた方々のご冥福を御祈り申し上げます。太平洋に面 した宮城県・福島県沿岸は津波で大きな被害を受け、多くの漁船が流出しました。ボランティアとして初めて被災地に入り、その惨状を目の当たりにし言葉を失いました。

 9月から月2回のペースで仙台を訪ね、船を失った漁師さんの話を聞いているうち、私に漁業再生のお手伝いができるのではないかと各漁協の関係者と協議を進め宮城県漁連(仙台支所)から3隻(閖上支所)から4隻(山元支所)から4隻、福島県(相馬双葉支所)から1隻、合計12隻のFRP製4.9トン型漁船を受注しました。すぐに基本設計に着手しながら図面の修正を何度となく行いました。

 年が変わり大震災から1年が経過した頃には木型も完成し7月末には1・2号船を引き渡しました。それを基本に改良を重ね、12月末までに3・4号船の引渡が終了し、平成25年春には5・6・7号船へと進み、年内に11隻の引渡しを完了しました。同型船ではありますが、漁船は扱う人と漁法により内容が変わるため大変難しいことを実感しました。
福島県の建造も改良しながら26年春までに引き渡す予定で建造しています。

●金比羅宮発行
●平成14年より毎年連載「こと比ら68」で12年目を迎えた。
●題名「東日本大震災復興支援に向けて」こと比ら68(平成25年1月1日発行)




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